歯の病気(歯周病菌)が血液を介して全身のさまざまな部位に悪影響を与えて生活習慣病の原因になることが明らかになりつつあります。
4月1日より実施しました歯科健診(無料モニタリング)の受診者健診結果について「第1弾」として以下に報告します。
受診者の23.9%(約4人に1人)の方が歯科へ通院をしていない状況のなか既に「歯周病の治療が必要である」と診断されていることから、
「知らないうちに罹患」、「症状が気づかないうちに進行している」可能性が伺えます。
定期的な歯科健診を心掛けるようにして歯のみならず身体の疾病予防に努めましょう。
40代以上が全体の73.3%を占めることから年齢が上がる程、関心度の高さが伺えます。
女性が全体の68.3%を占め、関心度の高さが伺えます。
歯科をしばらく受診されていない方々が半数以上を占め、45%の方々が「異常は感じていないが歯の健康をチェックする良い機会」と捉えていただけており、モニタリングが「きっかけづくり」となることが判りました。
半数以上の方々が1年以上歯科を受診していないことから「定期的な受診」がまだ浸透していない傾向にある様子が伺えます。
現状について「不安がある」方々が半数以上を占め、その方々の72.7%の方々が「今回のモニタリングで健診をした結果で対応を考える」としていることからモニタリングが健診機会の創出に繋がったと判断しています。
健康保険組合では歯科健診の定期受診による疾病予防・重症化予防を促して参ります。
感想・ご意見ありがとうございました。企画内容の向上に向けた参考とさせていただきます。